4thミニアルバム
【BRINKY春のパンまつり】(2016年)
1.Pan Pan PUNK
作詞作曲りな
2.あんバター
作詞作曲りな
3.ナッツリターン
作詞作曲りな
4.Hot Doughnuts
作詞Michael Stephens / 作曲りな
5.ギミギミ・ソルトブレッド
作詞作曲りな
☆A.K氏レビュー☆
少年ナイフに新規加入したドラムの「りさ」が、元々在籍しており彼女の出発点でもあるBRINKY。少年ナイフとBRINKYをかけもちで活躍するりさの最新プレイが収められている(2016年8月現在)のがこのミニアルバムだ。
それにしても世間をなめきったアルバムタイトルである。白い皿は付いて来ません念のため。このミニアルバムは、りさの妹であるVo.&G担当の「りな」が主導して作成されたという。前回の「シャコナ☆ベイベー」もそうだったが、彼女の好物の食べ物で覆い尽くされた作風である。シャコナ☆ベイベーの発展系ともいえる今作、オオカミの遠吠え(見た目はニワトリ)から始まる1曲目「Pan Pan PUNK」は強烈なビートとメジャーコードで幕を開けます。りなの耳には「パンク」が「パン」に聞こえていたのだろうと推測しながら、曲は2曲目「あんバター」に。
あんことバターの組み合わせは極めてハイカロリーであり肥満に繋がるよと歌い上げるプロテストソングである。りなの中では2番目に好きらしいあんバターであった。ツェッペリンの「Communication Breakdown」を思わせるゴキゲンなギターリフで始まる3曲目「ナッツリターン」は、某国で巻き起こった騒動を取り上げた歌詞である。ドライブ感あふれる曲調でリズムが疾走します。続く4曲目は英語歌詞の「Hot Doughnuts」。何気に世界進出を伺いさせつつ、ラストナンバーの「ギミギミソルトブレッド」へ。噂ではBPMが275にも達するという超ハイスピードナンバーは、リスナーの頸椎を叩き折り、かかとを粉砕します。危険。
キャッチ―でポップなメロディーナンバーから、破壊力満点なアンセムソングまでずらり取り揃えたBRINKYの新譜です。そろそろフルアルバムいいんじゃない?って思うのは贅沢かしら?